このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

雑感

Webフロントエンドでの話 その3

個別のツールやらその使い方やらでは問題があったりするが、全体としてみるとWebフロントエンドというか、むしろNode.js中心のコミュニティはなかなか凄いものがある。人口が多いとエネルギーの総量も大きいから(中国が凄いのと同じかも)。まず、感心して…

Webフロントエンドでの話 その2

Webフロントエンドでの話 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 の続き。browserify, babele, webpackとか。 babelはトランスパイラである、と。で、browserifyはトランスパイラとは違うのか? browserifyは、依存性を分析してブラウザー向けに変換するのかな…

Webフロントエンドでの話

Webフロントエンドとは縁がないのでよく知らんが、ビルドツールは 最近のビルドツールって何なの? - 檜山正幸のキマイラ飼育記 で取り上げたことがある。2017年前半に、bowerというツールも終焉したらしい(よく知らんが、ご愁傷様)。 https://qiita.com/M…

本音

こっちに本音をコソッと書いておこう。本編 奥野幹也『理論から学ぶデータベース実践入門』はどこがダメなのか - 檜山正幸のキマイラ飼育記 の記事は、若干感情的な動機が入ってるね。それは次のあたりを見ればわかる。 http://twitter.com/zhanpon/status/9…

強い女性が好きなんだなぁ>自分

モンスター・優香さんの太ももに驚嘆して今日書いた↓ モンスター・小林優香選手 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 野獣・松本さんも好きだ。リオ・オリンピックでは銅メダル(ちょっと悔しい)。 松本薫(まつもと・かおり)さん、とんでもなくカッコイイ - 檜山…

忘却関手が記憶している!

モノイドと加群 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の「忘却関手が記憶している!」というキャッチフレーズは面白い。U:A→Cが忘却関手のとき、Aに含まれる情報の一部はUの像である圏 U(A)⊆C では落ちている。その落ち方、忘却のメカニズムの情報・知識はUの…

今はムカシ

andLinuxなんてのがあったんだよな。 andLinux - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 BSD on Windowsなんてのもあった。今じゃ仮想環境で本物のOSが動かせるからな。

行列の高次化

行列を高次元化するといっても、添字を増やしてテンソル計算するような話ではない。それは次元を増やしてない。いや、まー増やしていると言えなくもないが、0次元図形である点を配置する格子の空間の次元を増やしているだけ。行列をうまく定義しようとすると…

まずい用語と記法は弊害を撒き散らす

Aを型項、αを型変数として、多相型を ∀α.A と表すのは定着した習慣になっている。∀をfor allなりfor anyと読み下すとそれなりに意味が通るので、まーいいかと思っていたが、論理の全称記号(全称限量子)が一緒に出てくる文脈だと混乱する。それと、論理の全…

Torsors, herds and flocks

Title: Torsors, herds and flocks Authors: Thomas Booker, Ross Street URL: http://arxiv.org/abs/0912.4551 なんなのこれ? torsorなんて辞書にもない言葉だし。ロス・ストリートは還暦だいぶ過ぎていると思うが、、、このジイサンも凄いよな。

インターネットって便利

突如、「キム・ノバック」って人名が思い浮かんだ。が、誰だかわからん。「めまい」に出ていた女優さんか、キム・ノヴァク。「めまい」は見たと思うが、なーんも覚えてない。あ、キム・ノバックは「ピクニック」にも出てた、ウイリアム・ホールデンと一緒に…

データを捨てるのは難しい、など

集合圏で考えると、!A : A → 1 があるから、これでデータを捨てることになる。しかし、1は「無」ではないから存在がなくなったわけではない。単に縮めただけ、あるいは要素の区別をなくしただけで、捨てたことになってないような気がする。だが、集合圏では…

インスティチューションだのプロ関手だのなんだの

クリスマスで連休で、その後は正月で、ってなわけで、こういうときは、普通どおりに仕事するのもナンだし、最近は子供と遊ぶことも少ないしで、なんだかボーッとしている。すると、ボーッとしたことを思いつく。はたして意味があることかどうかわからないが…

オペラッド

オペラッドを何に使うか、少しだけ分かってきた。少しだけ。本編で触れたトム・レンスターは、Homotopy Algebras for Operads でオペラッド概念をキチンと分類定義している。まず、基本となる素のオペラッドがある。マニンなんかが言っているオペラッドは、…

マンダラと時間

僕の作業仮説「マンダラ仮説」は、「計算現象のモデルは複雑だろう」という予測。単に複雑だ、というだけじゃなくて、どんな複雑さかのラフな描像を含む。キッカケはマーク・ホプキンスの指摘。それと、その後の僕の経験に由来する。TQFT、まー、Q=Quantum …

もっともっとカテゴリカルに

自分はけっこう圏論を使うほうだと思っていが、どうも甘いな、ダメだな。圏論使いになり切れてない。なんというか、ある種の遠慮、躊躇<ためら>い、照れ、とかがあるような気がする。「ここはまー、圏論持ちださなくてもいいだろう」「なにもそこまでやん…

また、時間の空間

時間の空間というワケワカラナイ言葉を何度か使っている。国語的にあまりにも変だから止めようと思いながらも使っている。意外と本質を突いた言葉かもしれないし。並列性とか対話性とかの制御&データフローを考えと、どうしても時間の空間に行き着いてしま…

確認すべきこと

メイヤーオートマトンのマイヒル/ネロードの定理 -- これはほとんどOK。どう発展させるかを考える。 フビニ/グロタンディーク同値 -- だいたい大丈夫な気がするが、ちゃんと計算してない。 フレイド圏のJが随伴を持つときにモナドを構成する -- クライスリ…

ユースケース間の関係性

ユースケース図の extends, includeとかって、「入れ子のオートマトンはトレースで実現」のような話ではないのかな? どうにも曖昧な記述しかないからなんとも言えないが。

ユースケース図もどき

まーまー、ソレラシイかな。原寸大画像 // -*- coding: utf-8 -*- /* * http://www.atmarkit.co.jp/im/carc/serial/renew_uml08/renew_uml08.html * の図1をベースに修正したもの */module shop-system in cara; userrole 管理者; userrole 店員; userrole …

issueトラッカー

bitbucketのissueトラッカーのグチとかは次に書いている。 https://bitbucket.org/project_caty/dev/issue/43/misc-bitbucke misc: Bitbuckeの困ったところ 以前からメッセージング+スケジューラみたいなものが欲しくて、そのことは mschedというタグで書い…

プロ関手の圏

圏の圏Catの一般化として、プロ関手の圏Profが大事なようだ。この圏の射=プロ関手の結合にエンドと余エンドを使うが、エンドと余エンドの双対性を表すには、Σ、Πという記号を使うといいと思う。特に、反転補題(reversing lemma)は自然な形になる。作用積…

インデックス付き圏

インデックス付き圏て、単にグラフ(ハッセ図)上の関数くらいのノリで扱えばいいんじゃないか。F[x]がインデックス付き圏のとき、グロタンディーク平坦化は、 ∫F[x]δx とか Σx∈XF[x] と書けばいいくらい。

基本的な用語がわからない

本編に書いたことがあるが、「単純」とか「既約」とか、割と基本的な用語がかえって難しい、という話。 環が非自明なイデアルを持たないとき「単純」(simple)と呼ぶ。 加群が非自明な部分加群を持たないときも「単純」でいいだろう。 しかし、既約加群とい…

オートマトンの森田の定理

いやー、むずかしい、難しい。オートマトンを加群と考えるのは、ポリシー/指導原理としてはいいと思うが、具体的な定義では対応がつかない。双加群(両側加群)の (ax)b = a(xb) という結合律が、双オートマトン=トランスデューサと考えるとまったく成立し…

双圏で解釈する森田の定理

レイチェル・ブラウワー(Rachel Brouwer)の流儀(彼女がオリジナルとは違うかもしれないが)で森田の定理を解釈すると、一部(ごく一部だが)は定義からほぼ自明になる。一般化しても森田定理(Morita Theorem)のキモの部分は再現できないが、地勢を見る…

米田と森田

米田の補題は次の論文らしい: Yoneda, N. "On the Homology Theory of Modules" J. Fac. Sci. Univ. Tokyo, Sect.I.7 (1954), 193-227 それで、森田同値、森田の定理は: Kiiti Morita. "Duality for modules and its applications to the theory of rings …

マニン

マニン(Yuri I. Manin)つうジイサマは、ほんとに凄い! http://arxiv.org/find/math/1/au:+Manin_Y/0/1/0/all/0/1

そういえばinterfaceを拡張しようとしていた

Command-Queryが分離した指標をメイヤー指標と呼ぶことにしよう。メイヤー指標のモデル(理論的な実装)をメイヤーオートマトンと呼ぶ。もちろん、インスティチューションになる。いつだか忘れたが、昔、IDLの構文に、when accept xxx とか issues Event, re…

引き算ができないと

半環係数の世界でコホモロジーはやっぱりうまくいかないな。射の核が定義はできるが意味を持たない。うまくいくためには、まともな核と余核の存在が非常に重要。そもそも、(コ)サイクルZと(余)境界Bとの「差」をとらないといけないが、引き算ができないから…