このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

双対、随伴、転置、左右

右と左 n-たび セリンガーの左右 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編に書いたようなことを再び。バカキリ本以外に、絵算が載っている本としてK-L本(カーラー/リュウバシェンコ)、それとShahn Majidの「量子群プライマー」ってのを持っている。K-L本の219…

余代数の演算を表す言葉

Δと!(またはε)をなんて呼ぶかってことだが、主にモノイド積が直和のときの話。∇はΔの双対、ηとか0は!の双対。 Δは対角、duplicator, ramificator、重複器、分岐器とか; 分流器がいいような気もする。 !はdischarger, 放電器; 消流器ってのはどうか? ∇…

K-L-2001の形容詞の使い方

カーラー/リュウバシェンコでは、形容詞の連続を避けようとしているらしい。例えば: rigid category braided category ribbon category 剛性(rigidity)を定義するには、ベースにモノイド圏が必要だから、rigid monoidal categoryとか言わなくてもいいだ…

魔法使いの弟子

次男がいたく気にいってる。彼は登場人物を記憶してるが、僕はサッパリ覚えられない。 マーリン一派(マーリニアン) デイブ 主人公の物理オタク ベッキー デイブの恋人 バルサザール・ブレイク 師匠(ニコラス・ケイジ) ヴェロニカ バルサザールの元恋人(…

K-L-2001の4章を読もう

なかなか入手できなかったカーラー/リューバシェンコ(Kerler, Lyubashenko)の本だが、入手できても読んでない。いかんじゃないの?第4章だけ単独に読めそうだから、ここだけでも読もうかな。 4. Monoidal categories and monoidal 2-categories (p.217 --…

ヘビの等式とたらい回し定理

コンパクト閉圏を特徴付けるアノ公理。僕が最初に習ったとき(白旗さんの論理の論文だろうか?)は三角等式と呼ばれていたが、最近の若い人はヘビの関係式(snake relation)とか呼ぶらしい。僕もヘビの等式とかヘビの公理とか呼ぶことにする。Int構成(GoI…

GoI構成はモナドかもしれない

トレース付きモノイド圏の圏を TrMonCat、コンパクト閉圏の圏を CompCCat とする。GoI構成を G:TrMonCat→CompCCat とする。CompCCatを、標準トレースをトレースとするトレース付きモノイド圏とみなす関手をU(一種の忘却)CompCCat→TrMonCat とする。GとUっ…

Catyが使えるユーザーの設定(2010夏 版)

CentOS上にCatyを使えるユーザーを作る作業をまたやっている。 useraddでユーザー追加。 http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/20100122/1264128520 参照 FTPアクセスを許可するなら、/etc/vsftd.user_list にユーザー名を追加。 次にMercurialのインストー…

スパイダー亜圏

亜圏(categoroid)って言葉はやっぱり圏もどきという意味。トレース付き圏とそこから作ったコンパクト閉圏を一緒に計算する計算デバイスとしてスパイダー亜圏ってのを考えることにした。ネーミングはどうにもアレだが、いい名前が思い浮かばない。スパイダ…