2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
オペラッドを何に使うか、少しだけ分かってきた。少しだけ。本編で触れたトム・レンスターは、Homotopy Algebras for Operads でオペラッド概念をキチンと分類定義している。まず、基本となる素のオペラッドがある。マニンなんかが言っているオペラッドは、…
「Webのモデルとエルゴット圏」とかとも関係するのだが、もっと一般的な話。たいへんに曖昧だが、それでもたぶん使える、役に立つ。まず、コボルディズム圏とは何か?というとよく分からない。多様体とか(幾何的)複体の概念を使って(n, n+1)-コボルディズ…
ユースケース=サブシステムなんだと思うが、これといってサブシステムの厳密な定義もないしね。とりあえず、システムはなんらかの状態遷移系だとする。状態遷移系はその遷移グラフで決まるから、ラベル付き有向グラフでシステムを表現することにする。ラベ…
エルゴット流の計算モデルを作るベースをエルゴット圏と呼ぶことにする。具体的には、トレース付き余デカルト圏。直和(余デカルト積)をモノイド積とするモノイド圏にトレースを入れたもの。直積もあったほうが便利なことが多いので、加法的トレースを持つ…
2010年8月20日に書いた「 Webサービスの設計:Webの状態遷移図の描き方」に次の手描きの絵を載せた。それから1年3ヶ月、次はCatyに描かせた。1秒もかからないで描く。レイアウトの左右が逆だったりするが、内容的にはまったく同じ。もう少し詳しく描けば次の…
次の4種がある。直接接続(ノードの重ね合わせ)は2種。 port to action (直接接続、接続後にポートは消失) port to port (直接接続、接続後にポートは分岐点) port to url (redirect間接接続) url to port (redirect間接接続) その他の接続は通常の…
僕の作業仮説「マンダラ仮説」は、「計算現象のモデルは複雑だろう」という予測。単に複雑だ、というだけじゃなくて、どんな複雑さかのラフな描像を含む。キッカケはマーク・ホプキンスの指摘。それと、その後の僕の経験に由来する。TQFT、まー、Q=Quantum …
木曜日の 12:30
自分はけっこう圏論を使うほうだと思っていが、どうも甘いな、ダメだな。圏論使いになり切れてない。なんというか、ある種の遠慮、躊躇<ためら>い、照れ、とかがあるような気がする。「ここはまー、圏論持ちださなくてもいいだろう」「なにもそこまでやん…
時間の空間というワケワカラナイ言葉を何度か使っている。国語的にあまりにも変だから止めようと思いながらも使っている。意外と本質を突いた言葉かもしれないし。並列性とか対話性とかの制御&データフローを考えと、どうしても時間の空間に行き着いてしま…
メイヤーオートマトンのマイヒル/ネロードの定理 -- これはほとんどOK。どう発展させるかを考える。 フビニ/グロタンディーク同値 -- だいたい大丈夫な気がするが、ちゃんと計算してない。 フレイド圏のJが随伴を持つときにモナドを構成する -- クライスリ…
ユースケース図の extends, includeとかって、「入れ子のオートマトンはトレースで実現」のような話ではないのかな? どうにも曖昧な記述しかないからなんとも言えないが。
http://ja.forvo.com/search/pachner/ によると、Pachnerはパフナーがよさげ。 http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/archive?word=Pachner
まーまー、ソレラシイかな。原寸大画像 // -*- coding: utf-8 -*- /* * http://www.atmarkit.co.jp/im/carc/serial/renew_uml08/renew_uml08.html * の図1をベースに修正したもの */module shop-system in cara; userrole 管理者; userrole 店員; userrole …
[追記]これは、 本編のコメント http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20111107#c に対して書いたもの。[/追記]C, D などは単なる圏、M, N などはモノイド圏を表すと約束する。モノイド圏のモノイド積と単位対象は、□, I を主に使う。以下の議論では、大きな圏を…
bitbucketのissueトラッカーのグチとかは次に書いている。 https://bitbucket.org/project_caty/dev/issue/43/misc-bitbucke misc: Bitbuckeの困ったところ 以前からメッセージング+スケジューラみたいなものが欲しくて、そのことは mschedというタグで書い…
Catまたはその部分圏への関手をインデックス付き圏と呼び、多変数関手のときは多重インデックス付き圏と呼ぶことにする。アリティが (D-, C+) の関手とは、Dに関して反変、Cに関して共変な多変数関手のこと。Prof(C, C)内にモノイドがあれば、アリティが (C-…