このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

拡張ダイクストラ法を記述する

N、Mがオートマトン、S=|N|, T=|M|は状態集合。s0, t0はスタートノード。次がアルゴリズムのステップごとの入力になる。 候補辺集合 C⊆S×T、Cは空ではない。 確定辺集合 D⊆S×T、Dは空でもよい。 調べるべき候補辺 r∈C CとDを更新してステップの結果とする。 …

拡張ダイクストラ法の参考になったこと

妄想をたどるために使った概念や事実や定理: ブラーグマンクライン&ウッド(Bruggemann-Klein - Wood)の1-非曖昧性(出発点) マクノートン/山田/グラシュコフの方法 Hovlandアルゴリズム(ライバルとして) ホイヘンスの原理 ダイクストラ法 ファイン…

拡張ダイクストラ法:波頭集合の作り方

波頭集合はステップベースじゃなくて、やっぱりコストベースのほうがいいみたいだ。ステップは、遷移グラフの辺を通るごとに1ステップと勘定する。コストは入力した(あるいは通過した)記号の数。無音遷移はステップ1でコスト0。ある点からの次の波頭集合は…

ふうううううう、なんとかなりそう、ダイクストラ法

ふううううううーーーーーーーーー、ふうううううううううーーーーーーーーーーーー。正規言語の包含性判定にダイクストラ法を使うアイディアはなんとか救えそうだ、、、実に紆余曲折だったが。実行用のオートマトンと判定用のオートマトンはまったく違った…

標数1の代数の圏、掛け算から足し算

コンヌとか黒川さんが、「標数1」とか言っている。標数が1の体を生真面目・杓子定規に考えれば自明。「いったい何を言ってんだろう??」と不思議でしょうがなかった。あんまり不思議なんで興味が湧かなかったよ。生真面目・杓子定規に考えてはダメで、半体…

モナドの作用乗法って?

モナドの作用乗法(action multiplication) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 ここらのことが、今読むとどうも分からないなー。Lは集合圏の上で定義された言語自己関手を意図しているんだろう; L(S) = Pow(S*)。Mは適当な指標Σによる項生成関手かな、M(S…

aka宣言

module my aka ["http://www.chimaira.org/schema/my", "http://caty.caty-sites.net/types/my"] ;とか?

プロパティとプロパティリスト

プロパティの出現性(occurrence)は次のようになる。 名前 正規表現 Caty表現 once X X または [X] optional X? X? または [X]? one-or-more X+ [X, X*] any-times X* [X, X*]? X* を [X, X*]? と書く理由は、Web入力(フォーム入力)では、空リスト[]の表…

アノテーションデータ

構文 値 foo @foo {} foo("hello") @foo {"value" : "hello"} foo(bar=23) @foo {"bar" : 23} foo(baz="hello", zot=false) @foo{"baz":"hello", "zot":false} @[internal] type AnnotationBase = @* { "$description" : string? , "$predefined" : {*:any?}…

microデータモデル

順番に読むと事情がわかる。 しょうがないので、マイクロフォーマットのデータモデルを僕が考えた - 檜山正幸のキマイラ飼育記 マイクロフォーマット(microformats) vs. マイクロデータ(microdata) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 マイクロデータ(microdata)を…

最近のジェフリイさん

アラン・ジェフリイは随分と実務的なことをやっているんですね。http://ect.bell-labs.com/who/ajeffrey/research-index.htmlプロトコルとかXMLとか。覗くとネタが見つかるかも。

自然性と強度

セリンガーが、トレースの公理に自然性(naturality)、強度(strength)と名付けている。なんで? と思ったが納得。タイトニングを自然性と呼んでいるんだけど、Cはモノイド圏(積は+で書く)として、まずは次のような関手を考える。 C(A +X, ・+X) : C → S…

模倣と一様性

このエントリーの言葉使いは、セリンガーに従う(Categorical Structure of Asynchrony)。まず、双模倣と単なる模倣、それと2方向模倣は別な概念なんだけど、僕はよくわかってない。セリンガーは双模倣(bisimulation, bisimilar)を扱っているが、ここでは…

あとで書く

遷移系について。

計算屋さん

コンピュータ技術者を計算機屋さんと呼ぶことがある。カタカナ語じゃなくて良いと思う。が、ハードウェアとしての計算機に興味がない僕などは計算『機』屋さんとは呼べないだろう。計算現象に興味があるのだから、計算屋さん(computing guy)とでも呼んで欲…

明瞭オートマトンと近傍とイプシロンパス

ダイクストラ波動を走らせるためには、グラフにサイクルがあってはダメ。正確に言えばあってもいいのだけど(つうか、ないと使い物にならない)、サイクルの原因が一箇所に集中しているようなグラフ。背景は、トレース付き圏の正規形だが、明瞭性とマッチす…

ビックリしたこと

お絵描きツールとしての独特さ フレームアクションとOnEnterFrameイベントが異なるメカニズムなこと シンボルという不思議な概念(プロトタイプ方式のクラス? リソースセット?) 深度とレイヤーが別だったこと 深度といいながら、数値が大きいと手前(高さ…

模倣と行列計算

一応次のことはわかった。Kは足し算がべき等な半環、Kはブール代数を半環とみなしたものを含むと考える。AとBはKを係数とする正方行列で、行列のインデックスの集合はグラフの頂点とみなす。A:n→n, B:m→m、A、Bは隣接行列か、それのベキだの和を取ったりした…

報告になってない現状報告

ウーンと、、、うまくいくか、それともダメか? わからん。はっきりとダメなわけでもないが、困難。ほんとにメモで、後で読んでもワカラン可能性があるが書いておく。半環係数の行列とブール係数の行列の計算のなかで一様性と模倣を理解することが大事。ダイ…

模倣による定式化

s, s'∈S, t, t'∈T、状態空間のあいだの関係をR⊆S×T、遷移(1ステップ)を矢印で表す。また xRx' を x〜x' で示す。次が、「SがTを模倣できる」の定義。 s〜t, t-(a)→t' ならば、s'〜t', s-(a)→s' となるs'がS内にある。 それで、 SがTを模倣できる ⇔ L(T)⊆L(…

エライ見落とし!!

明瞭オートマトンの包含性決定問題だが、ダイクストラ波動を、サイクルを持つような空間で走らせると永久に走っている。これは困る。アルゴリズムが止まらない。それは分かっていたんだが、サイクルはすぐに消せると、サイクルの扱いを甘く見ていたなーー。…

細かいけど大事なこと

始境界上の点のin次数は0でなくてはならない。 終境界上の点のout次数は0でなくてはならない。 ようするに、境界は境界のようでなくてはならない。 辺ラベルは、文字や文字列ではなくて言語なのだ。したがって、いろいろと演算ができる。 境界を1点にすれば…

忘れている

クリーニング 防犯ベルの電池 OR ベル本体 支払い関係 掃除機の充電器 あと、あああああああ、自転車だぁー。 なにかあったかな?ありそう、、、、

矮小化された数学と物理

矮小化も、それはそれで面白い。 普通 矮小化 集合 有限集合または番号 位相空間/多様体 有向グラフ、完全グラフでもいい 実数/複素数 0, 1 真偽値 空間上の関数 頂点の部分集合 接ベクトル空間 スター近傍 接ベクトル束 スター近傍束 余ベクトル束の断面 …

ダイクストラはめ込みから離散物理とマンダラの圏へ

計算のマンダラ圏を昔から考えていた。いろいろな定式化があるが(そもそも、多数のマンダラがあるだろう)、それが二重圏や半環圏である可能性が高い。最近、必要があって明瞭オートマトンを考えて、ホイヘンス原理に従いダイクストラ波動に沿ってはめ込み…

ブルゾゾウスキイ導分とダイクストラ波動

ブラグマンクライン&ウッド(Bruggemann-Klein - Wood)に、1非曖昧言語のクラスは、ブルゾゾウスキ導分(Brzozowski derivative)で閉じてるとか書いてあった。これは、始点または始境界からダイクストラ波動を走らせて、掃過域を切り取って、切り取った切…

XJSON - JSON

http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20100616/1276648245 に投稿してしまったが、本来はコッチの記事。表面的な拡張: コメント(保存されない) 余分なカンマ 三重引用符 構造的な拡張: タグ 組み込みのバイナリー型 {"$data" : "image/jpeg;base64, ..."} ハ…

Simple API for XJSON

SAX風にXJSONデータにアクセスする。まったくsimple。start/endDataは要らないかもな。 コールバック関数 説明 startData() ファイルなどのストリームの開始 endtData() ストリームの終り numberValue(num) 数値 stringValue(str) 文字列 booleanValue(flag)…

いろいろな絵

絵を描いた。が、切り分けたり、説明書くのは今日はできない。とりあえず貼っておく。 画像へのリンク

フーム、驚いた、もろに離散物理

最近、Catyでの必要性から、明瞭正規表現と明瞭オートマトンつう概念を考えて、その同値性とか包含関係とかを考えていたが、離散物理とかDFD(Discrete Field Dynamics)とかに関係する、つうか、離散物理そのものだということが分かって驚いている。言語の…