このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

生キャストを使ってしまうところ、望ましい方法

C++でのキャスト - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編にて: Cの生のキャストは、構文が (DerivedConcrete *) だから、grepにひっからないのが困る。当然に安全性はないし。しかし、最近も「まーいいや」と使った気がする。イカンイカン。 探してもみつからな…

tensorator

tensoratorって、モノイド圏における交替律の制限された形を与える同型射(自然同型)のことなんだね。http://arxiv.org/pdf/q-alg/9703033.pdf の3ページの後半にある式を見ながらGlobularでtensoratorの絵を描いてみた。一番下のサムネイルを見れば、何を…

C++でのキャスト

何かしらbasicでabstractなクラスBasicAbstracがあったとして、これの派生クラスDerivedConcreteもあるとする。p がBasicAbstractなインスタンスへのポインタ(参照でも)とする。一般的抽象的なレベルでは、BasicAbstractなpで作業すれば十分、という状況。…

特殊(分離的)フロベニウス代数とパヒナー移動

結合律、フロベニウス律、特殊性(no-hole条件)からパヒナー(Pachner)移動が出てくることは、このダイアリーのどこかに書いておいたと思う。[追記]三角形を細分しても計算結果は同じにできる - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 だった。[/追記]結合律の…

リライトで何が起きたか?

クリックでリライトが発生することがあるが、何が起きたか分からないことがある。リライトを引き起こすセルを、そのリライトのトリガーセルと呼ぶことにすると、リライトとトリガーセルの関係は分かりにくい。トリガーセルはあくまでトリガーであって、その…

ペースティングの方法

例: Create A, B, C, D Create f:A->B, g:B->C, h:A->C, k:C->D, j:B->D Create α:: f*g => h : A->C Create β:: j => g*k : B->Dβにヒゲ結合で、fを付ける。 f*β:: f*j => f*g*k f*βのターゲットの右部分 f*g と αのソース全体 f*g が一致する。 βの境界の…

-or接尾辞 続き

-or接尾辞、Interchangor, Snakerator - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 の続き。ナントカ法則、ナントカ律というと、法律や校則がそうであるように、自分の行為を規制するもの、上から与えられた(あるいは押し付けられた)制約のように感じる。associato…

C-M-ナントカ

これを見て[Ctrl]を押してしまうのだが、メタキーがないときは、Ctrlより先に[Esc]または[Ctrl]+[LBrace]、それから[Ctrl]+ナントカ。

-or接尾辞、Interchangor, Snakerator

[1409.2148] Quasistrict symmetric monoidal 2-categories via wire diagrams でBruce Bartlettは、Interchanger ではなくて Interchangor を使っている。 ニョロニョロ関係式を表す射を Snakerator と呼ぶ人がいる。 [追記]テンソル積(モノイド積)を与え…

あると良さそう 2

双対的に反転してコピーする機能 方向の切り替え。やっぱり、上から下がいい。 描画次元が0のセルを有限な大きさ(矩形、方体)で表示する。 交替律の適用の自動的な最適化 より一般的なペースティング可能箇所の検出 プレースホルダを含むテンプレート図形…

あると良さそう

「globular, 課題」というタグの組み合わせで、あると良さそうな機能を書く。具体的にどうするかは分からなくても、とにかくメモしていく。 ラベル以外に何らかのコメント、ドキュメンテーション 記録したワークスペースのソート、特に日付順。今、日付がよ…

一時保存

描いた図形を一時的に保存して後で使いたいとき。 Theoremでパレットに入れる。 一時的だから名前を付けなくてもいい。 パレットに入ったサロゲートをSelectする。 サロゲートをクリックすると、リライターが動いて定義が展開される。 Restrictで見えている…

ProjectカウンターとSliceカウンターの見方

Projectカウンターの番号は、射影のファイバーの次元となる。これは、元図形と射影図形の次元の差。埋め込みではないので余次元というのはオカシイ。適切な言葉がないが、情報がどの程度落ちるかを示す。数が多くなると、それだけ情報が落ちて粗雑になる。Pr…

結合方法

主結合 -- target(S) = B = source(T) のときに、Bを接着セルとして結合する。 複結合 -- targetk(S) = B = sourcek(T)、k<(n - 1) のときに、Bを接着セルとして結合する。 ヒゲ結合 -- 次元の異なるセルの結合。次元の小さいセルからは主結合に見える。つ…

ニョロニョロからホムセット同型

あ、そうそう。Globularの物凄くイライラするところ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 -- なんでそう思ったかを書く。ニョロニョロ関係があるとき、ホムセットの同型としての随伴が出る。それを証明する。n-セルであることを :n で示す。-[-]- はペーステ…

Globularの物凄くイライラするところ

「なにかチョットやってみた」とかのスニペットをブログ・エントリーに貼り付けたり出来ないこと。そもそもソースコードとかスクリプトというものがなくて、ワークスペースのスナップショットを保存出来るだけ。publishすればワークスペースのスナップショッ…

Globular探り 20:リハーサルと本番撮影

Globular探り 16:可換モノイド - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 定理が正しいことの確認はたぶん次の2つの段階がある。 行為として、前提から結論に至る遷移系列を経験する。 その行為の経験を、空間化/図形化/対象化する。 これは、 カメラが回ってな…

Globular探り 19:ストーリー、シーン、スチル

n-キューブ=[0, 1]nをn-キャンバスとも呼び、n-キャンバスに描かれた図形=ダイアグラムを考える。n-キャンバスの座標のひとつ(1≦i≦n である番号iで識別)を選んで、それを時間軸とみたとき、時間軸とダイアグラムの組をストーリーと呼ぶ。x = (x1, ..., x…

Globular探り 18:名前の発音

イントネーションの関係から、「グロービュラー」より「グロビューラ」のほうが近いみたい。「ビュ」のあたりを強く発音する。

Globular探り 17:サンプル作った

http://globular.science/1601.004v1 随伴対の左側にコモナド構造があるとき、右側にモナドを作れる。[追記] http://globular.science/1601.004v2 (間違いの訂正) [/追記]

Globular探り 16:可換モノイド

日本語を入れるとダメだった。日本語なしに書き換えて公開したらロードできた。 http://globular.science/1601.003v2 http://globular.science/1601.003v3 v2は公理のみ、v3は定理をひとつだけ証明。v2の公理群は見ればわかると思うが、定理の証明がすぐに忘…

Globular探り 13:ダメだ、ロードできない

試しにpublishしてみたが、 http://globular.science/1601.003 http://globular.science/1601.003v1 保存したワークスペースのロードができない。

Globular探り 15:Theoremはミスリーディング

Globular探り 10:定理と証明 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編で「定理と証明」の話をしたけど、あれは伝統的な「定理と証明」の枠組みに依拠している。ほんとのところ、Globular内では伝統的な「定理と証明」なんてありゃしない。伝統的な概念に慣れてい…

Globular探り 14:タグを付けた

globularタグを付けたので、今後はタグでglobular関係を識別する。

Globular探り 12:ギローの論文

次の論文がけっこう参考になりそう。絵が豊富だし、説明も丁寧。 Title:Higher-dimensional categories with finite derivation type Authors: Yves Guiraud, Philippe Malbos URL: http://arxiv.org/pdf/0810.1442v2.pdf Pages: 54p Yves Guiraudってどこか…

Globular探り 11:モースレベル、シーン、トランジション、ステップ

モースレベルがシーン(スチル、フレーム)の順序番号を与え、トランジションが隣り合うシーンの移動(move)となる。よって、シーンは証明過程の各段階のスナップショットであり、トランジションは証明ステップとなる。基本トランジションは基本推論、アニ…

Globular探り 10:定理と証明

定理と証明の関係がよく分からなかったが、そもそもが曖昧だった。ハッキリさせる。定理に関連して3つの概念を導入する。 あるnに対するn-セル(n-ダイアグラム)を命題と呼ぶ。 A, Bを命題として、s:(n + 1) A→B という(n + 1)-セルをステートメントと呼ぶ…

Globular探り 9:フロベニウス代数

モノイド圏のなかのフロベニウス代数の公理を全部書いてパレットに入れて、フロベニウス代数電卓みたいのは作れそうだ。だいたいはやってみた。現状だと、Workspaceの保存とエクスポートはできるが、リジューム/インポートが動かない、と。これだと、なんと…

Globular探り 8:参考

参考になるかも。 http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/20070426

トゥラエフ(Turaev)かイエター(Yetter)か

Ψ移動とライデマイスター0=ニョロニョロはトゥラエフ(Turaev)が発見したと思っていたが、イエター(Yetter)移動と呼んでいる例がある。→http://tigger.uic.edu/~rgl/shrtknots.pdf ニョロニョロはスイッチバックと呼んでいる。