特殊(分離的)フロベニウス代数とパヒナー移動
結合律、フロベニウス律、特殊性(no-hole条件)からパヒナー(Pachner)移動が出てくることは、このダイアリーのどこかに書いておいたと思う。[追記]三角形を細分しても計算結果は同じにできる - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 だった。[/追記]
結合律のストリング図からassociatorが出るが、associatorのポアンカレ双対図形がパヒナー移動の「四角形の対角線の交換」となる。三角系の重心細分は、フロベニウス律と特殊性から出てくる。
ということは、三角系の重心細分の操作は、とある定理に対応し、それはフロベニウス律と特殊性の公理から証明されることになる。命題も証明も図形や図形の操作(変形)であるという立場ではそうなる。