Globular探り 19:ストーリー、シーン、スチル
n-キューブ=[0, 1]nをn-キャンバスとも呼び、n-キャンバスに描かれた図形=ダイアグラムを考える。n-キャンバスの座標のひとつ(1≦i≦n である番号iで識別)を選んで、それを時間軸とみたとき、時間軸とダイアグラムの組をストーリーと呼ぶ。
x = (x1, ..., xn) として、i番目の座標が時間の場合、t(x) := xi とする。適当な、a, bに対して、
- {x∈[0, 1]n | a≦t(x)≦b }
で定義される部分時空と、その部分時空に制限されたストーリーをシーンと呼ぶ。定数aに対して、
- {x∈[0, 1]n | t(x) = a }
で定義される1次元下がったキャンバスと図形をスチルと呼ぶ。スチルのシーケンスがムービー。