このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

EDocエライ

behaviour定義があると、勝手にメッセージを生成してくれる。 This module defines the serialize_json behaviour. Required callback functions: special_value/3, integer_value/3, real_value/3, string_value/3, start_array/2, end_array/2, start_obje…

ErlangとJSONとJavaScript

\ Erlang JSON JavaScript リストの成分 メンバー 要素 要素 マップの成分 要素 メンバー プロパティ

EDocのtype定義

@type の左辺は関数呼び出し形式、総称の型パラメータを入れてよい。 @type pair(X, Y) = {X, Y}別名や一部束縛は次のようにする。 @type tuple_2(X, Y) = pair(X, Y) @type tuple_2_atom(Y) = tuple_2(atom(), Y)レコード型の型定義は次のようにする。 @typ…

それと、アプリケーションに関して

アプリケーション・マスターって概念もあったな。グループリーダーってのはプロセスの概念だが、関係あったっけ?

Cygwin環境下でYAWSをインストール

ネタもと: http://yaws.hyber.org/wiki/showPage.yaws?node=YawsAndCygwin src/Makefile内の yaws_generated.erl に注目。 同、regenターゲットにも注目。 ん? EBIN_FILES=$(MODULES:%=../ebin/%.$(EMULATOR)) ../ebin/yaws.app このパーセントの使い方は?…

興味深い関数

code:clash/0 statistics/1 erlang:system_info/1 erlang:iolist_size/1 erlang:iolist_to_binary/1 erlang:port_command(Port, Command) erlang:bump_reductions/1 erlang:garbage_collect/0 erlang:open_port/2 erlang:port_close(Port) erlang:get_stackt…

spec指定属性の実際

R12B-4 (erl5.6.4) のlib:次のソースで -spec(...). が使われている。意外にもEDocでも使っている。 compiler-4.5.4/src/beam_disasm.erl compiler-4.5.4/src/core_parse.erl compiler-4.5.4/src/erl_bifs.erl cosNotification-1.1.7/src/cosNotification_G…

悔やまれる

一時、Erlangのアプリケーションコントローラ(appplicationモジュール)とか、アプリケーションスタータとかの関係を理解したのに、今はわからない。クッソー、メモしておかなかったからだ。

spec指定属性

kernel/file.erl に -spec が使われている。

半環の融合和で悪くなる

半環RにNが作用しているとき、融合和(amalgamated sum)が定義できる。半直和という感じの構成だ。(R, +, ・, z, u)が半環(zは零、uは単位)とする。x∈Rに対して、 0△x = x n△x = u + .. + u + x(uがn個) 0*x = z n*x = x + ... + x(xがn個) として作…

スパンの圏の別な定式化

これは気付かなかった -- コロンブスの卵。圏Cの骨格を[C]と書くことにする。[C]はとりあえずは単なる集合。Eを有限極限を持つ圏で、選択された直積×を持つとする。A, B∈|E|に対して、A×Bは決まる。スライス圏E/(A×B)も定義できる。骨格 [E/(A×B)] が、スパ…

合同とは

Rがなんらかの代数構造で、代数構造を保存する同値関係を合同(congruence)と呼ぶ。これは曖昧すぎるが、個々のケースでは厳密な定義ができる。たとえば、モノイド上の合同は: 〜は同値関係 a〜a'、bからb' ならば ab〜a'b' 〜がM上の合同なら、商M/〜を再…

本質的に…

「圏の骨格」はある程度は使われている用語。「圏の本質」は定かではない。だが、圏が「本質的に小さい」(essentially small; 綴り字注意)は使われる。その定義は、小さい圏と圏同値になることである。局所小で骨格も小さい圏Cは、骨格集合Skel(C)からのセ…

n-法則 (まだワカラン)

n-同値の続きの話。可換性や結合性などの性質は、等式を使った法則として表現される。等式は0-同値による関係式だから、0-法則と呼ぶ。1-同値=同型による法則は1-法則と呼んでいいだろう。1-法則の実体は同型射なので、可逆な1-セルとなる。1-法則を与える1…

圏の骨格は圏にならないが、グラフにはなること

骨格か本質か - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 射に対しても同型を定義すれば、骨格に圏の構造を与えられそうだ(これは要確認)。 これはウソだが、骨格はグラフ構造を持つ。以下に述べる。記号≡と〜を使い分ける。idを対象と同じ記号で略記することあり…

ガーン! distributor

associator, unitorはけっこういい用語法だと思っていた。これに合わせると、分配法則を記述する構造同型射(structure isomorphism)をdistributorと呼べばいいのだ、ぬあんと、プロ関手(副関手、profunctor)を、distributorとも呼ぶのであった。そもそも…

バーンサイド=骨格=脱圏化

ここ2,3日考えたことはすべて関連する。 Seven Treesの楽屋裏:Ring of high elements - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 とりあえず、代数的整数の出発点 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 バーンサイド関手とバーンサイド系 - 檜山正幸のキマイラ飼育記…

T = T^2 ですべてがつぶれる の補足

T = T^2 // 右辺を2-展開 T = T + T^3 // 左辺を T → 1 + T + T^3 1 + T + T^3 = T + T^3 // 両辺からTを消去(移項を使う) 1 + T^3 = T^3よって、T = T^2 ⇒ Z = N が出る。Z ≠ N(0 ≠ (-1))を示したいなら、T ≠ T^2 を示せ。1 = (-1) だとすると、U = N、…

二分木の多項式の圏と、その部分圏のバーンサイド環

T = T^2 ですべてがつぶれる - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 「『二分木領域=T』の多項式で生成される圏」という状況は後で正確に説明する(たぶん)。 Tを二分木の領域として、「Tの多項式で生成される圏」という概念、これは正確にはどういうことだろ…

T = T^2 ですべてがつぶれる

「『二分木領域=T』の多項式で生成される圏」という状況は後で正確に説明する(たぶん)。その圏の無限領域だけを集めた圏をBとする。Bのバーンサイド環(結局は環になる)がつぶれるかどうか、という問題。「1 = 0」が成立するとつぶれる。「-1 = 0」でも…

十分な(adequate)部分圏

部分圏が充満(full)とか広大(broad)とかいう概念があるが、十分な(adequate)部分圏という概念も必要だ。D⊆C が十分とは、任意の(f:X→Y)∈Cに対して、Cの同型i:X→X', j:Y→Y'とDの射 f':X'→Y' があって、f = i;f';j と書けること。Dが十分なら、Cのどんな…