このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

DoxyfileとMakefileの連携

最初のうちは、Doxyfileの入力は FILE_PATTERNSにワイルドカードを書いていたが、だんだん苦しくなって、INPUTに列挙するようになった。INPUTへの列挙と、FILE_PATTERNSのパターンは併用できないようだ。INPUTを使うとなったら、すべて直書き。まー、しょうがない。

このファイル一覧は、Makefileでも使う。Makefileの場合は、ファイル群をグループ分けして書いているのと、一部のファイル名はmakeのテキスト処理機能で生成しているので、自動的に連携はできない。手作業が入る。

多少の楽をするために、Makefile側で次のように書く。

HEADERS_GROUP?1 := \
   GRP1_1.h \
   GRP1_2.h \
   GRP1_3.h \
   GRP1_4.h \

SOURCES_GROUP_1 := \
   GRP1_cpp1.cpp \
   GRP1_cpp2.cpp \
   GRP1_cpp3.cpp \
   GRP1_cpp4.cpp \
   GRP1_cpp5.cpp \
   GRP1_cpp6.cpp \

最後にも \ を付けておく。Doxyファイルへのコピペが少し楽になる。ただし、次に空行がないとエライことになる。

makeが生成する名前は、warningでコンソールに書き出す。

$(warning $(subst .cpp,.h,$(SOURCES_GROUP_1)))

これもDoxyfileに貼り付ける。

泥臭い。もしもっとやるなら、ファイル名の一覧だけ別ファイルに書いておいて、テキスト処理でMakefileとDoxyfileを生成するとか、だが、そこまで頻繁に起きる作業ではない。