クラスプ(留め金)計算とガンマ計算
クラスプ(clasp; 留め金)の絵。
モノイド閉圏、オダンゴ、留め金、池袋 - 檜山正幸のキマイラ飼育記の図:
方向の取り方:
カリー化:
左右のカリー化:
この絵法を最初に見たオリジナル論文:
- Title: Computation and the Periodic Table (ATMCS 2008)
- Author: John C. Baez
- URL: http://math.ucr.edu/home/baez/atmcs2008/atmcs2008.pdf
本編の過去記事では、クラスプをテキストで書くのに、--o を使っているが、--○ または ●--○ がいいかも知れない、目立つから。方向により、--○と○--がある。論理としては含意記号。
Aが対象として、A--○、○--A は関手になる。fが射として、f--○、○--f は自然変換になる。無名のラムダ変数をハイフンで表すとして、(-)--○、○--(-) は米田埋め込みの内部化となる。
f* = f--○ をテキストで表すときにガンマアノテーションを使う。ガンマアノテーションを含むラムダ項の計算がガンマ計算。クラスプ ●--○、○--● を含む絵算がクラスプ計算。