このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2つの頂点の反距離

とりあえず「反距離」と呼ぶが、適切な用語とは思えない。以前は「高さ」と呼んでいた量(部分ノードセットからノードまでの距離と高さ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編)。2つの頂点より、頂点集合と1つの頂点に関して定義するのがいいのかも。

グラフGに対して、頂点aとbを結ぶパスの全体をPathG(a, b)とする。各有効辺に長さを与えて、パスの長さを辺の長さの和として定義できる。

  • dist(a, b) := min(length(PathG(a, b)))

として、非対称な距離を定義できる。同じ頂点を2度以上通ることがないパスを単純パスと呼ぶことにする(→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93_(%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96))。

  • antidist(a, b) := max(length(SimplePathG(a, b)))

として反距離を定義する。Gが非循環グラフ(DAG)なら、SimplePathはPathにしてもよい。

DAGのときに反距離は使い途があるんだが、他になんか意味があるのか? 分からない。