エルゴット・パス

エルゴット・パスの絵を描いた。

スナップショット1枚のなかで、1回の入力とそれに伴う出力が描いてある。時間は上から下へと経過する。最初のaが入力され、外部への出力b₁とフィードバック出力x₁が出力される。次は、フィードバックだけが入力へとループする。これを繰り返して、安定（入力も出力も観測されない）状態になる。

以上の時間的過程を空間的構成（configuration）に展開してみると：

このチェーンの長さが無限なら安心(?)だが、普通の代数的に定義される圏のなかでは無限の構成ができない。極限（圏論の極限）操作が必要だ。必要なチェーン長の限界が前もってわかるなら有限の範囲だけでも構成できるだろうが。