このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2015-07-06から1日間の記事一覧

せめて

次をしてくれたらいいのだが、 関数、変数、定数の区別 関数のcompositionとapplyの区別 関数の定義域と値の集合の明示 構造の定義 慣習的(コンベンショナル)記法の説明 名前がないが重要な構造に名前を与える たぶん、無理なんだろう。

推定ターゲット、推定値、推定量

推定のターゲットは、モデルの特性。モデル空間M上で定義された関数の値がターゲット。だが、モデルはパラメータ空間と同一視されるので、パラメータ空間Θ上の関数がターゲット。推定値関数は、n標本値空間で定義された関数。推定量=推定統計量=推定変量は…

標準誤差の記法がまた酷い

もう度し難いレベルだな。標本の標準誤差: 相当に意味不明、ほぼ以心伝心の世界。右辺から見ると、sは、s(x) = sd(x) という関数記号だと思う。xの長さがnだから、次の定義式だと思える。 左辺の記号は分解して理解しようとしても無理なので、次のように考…

多少はマシな用語法

確率変数を変量と呼ぶ。 確率標本を標本変量と呼ぶ。サイズnを添えて n標本変量、サイズnの標本変量 Rnをn標本値と呼ぶ。変量の実現値とかも言う。 f:Rn→R を統計値関数と呼ぶ。 Rnに値を取る確率変数(標本変量)と統計値関数との合成を統計量と呼ぶ。統計…

標準誤差 standard error

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E8%AA%A4%E5%B7%AE 統計量を指定せずに単に「標準誤差」と言った場合、標本平均の標準誤差(standard error of the mean、SEM)のことを普通は指す。 本来は「統計量Tの標準誤差」と言うらしい。 統計量が…

標本誤差 sampling error、たぶんたいして意味なし

標本誤差(sampling error)は、どうも統計用語というよりは一般的な雰囲気的な語のようだ。https://kotobank.jp/word/%E6%A8%99%E6%9C%AC%E8%AA%A4%E5%B7%AE-121407 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説標本調査を行う場合に,それに伴って生じる特…

記号法と意味論

まだまだ続く、伝統的・慣習的記法の解釈。可測空間を固定して、その上の測度全体の空間を考える。測度の和とスカラー倍は考えられるので、測度全体の空間はベクトル空間にはなる。が、位相や収束は難しい。測度全体の空間の部分集合に適当な位相とその他の…