このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あった!遷移系のストーン双対

以前に見た記憶があって、でも、みつからなかった。が、google:"stone duality" "transition systems" でやっと見つけた。 Title: Studying Equivalences of Transition Systems with Algebraic Tools (1995) Author: Pasquale Malacaria URL: http://citese…

compactの意味

The n-Category Cafe'(http://golem.ph.utexas.edu/category/)の"Traces in Ottawa"(http://golem.ph.utexas.edu/category/2007/01/traces_in_ottawa.html)という記事を読んだ。 In a braided monoidal category, an object has a left dual iff it has …

フットボールの絵

S.E. Crans "Higher-dimensional Mac Lane's pentagon and Zamolodchikov equations" (http://citeseer.ist.psu.edu/crans99higherdimensional.html)のPDF版p.15にこんな絵があった。

さまざまなモノイド関手の定義

モノイド関手(monoidal functor)といっても色々ある。まとめておく。CとDがモノイド圏で、モノイド積/モノイド単位は×とIで表す。関手Fと、自然変換φ::(F×F);×⇒×;Fと、Dの射j:I→F(I)の組(F, φ, j)がモノイド関手である定義を述べる。おおよそ、次のような…

檜山の状況

体調が悪い。のだけど、メモ編に書きたいことがある。少し休んでから書こうかな、書けたらエライ>俺

豊饒圏を関手で拡張すること

「V-豊饒圏をV上のモナドで拡張する」の件。「セリンガーの論文」で紹介しているhttp://www.mathstat.dal.ca/~selinger/papers/catasynch.pdfの20ページあたりに、T構成として書いてあるのだった。ただし、セリンガーの用語法はあまりよくないので、もっと一…

モノイドとベック・スワッパー

P. Eklund, M.A. Galan, J.Medina, M. Ojeda-Aciego, A. Valverde "Powersets of Terms and Composite Monads" ( http://www.cs.umu.se/research/reports/2004/007/part1.pdf) にあるモナドと分配法則の議論は、非ブレイド・モノイド圏(対称性がまったくな…

ソブリン(sovereign)圏

やっと連休が明ける(あしたが月曜)。ハー。リハビリしとこう。右ケリー双対と左ケリー双対が一致することを、「等方的に堅い」(isotropically rigid)とか呼んでみたのだけど、既存の用語があった -- ソブリン(sovereign)圏。双対性を持つ圏を、一般的…

三角形を細分しても計算結果は同じにできる

コピー(のようなもの;Δと書かれることが多い)と足し算(のようなもの;∇と書かれることが多い)のあいだに、フロベニウス代数の法則((Δ×1);(1×∇) = ∇;Δ、ズボン2本を逆さまに繋いだ図形の性質)とベキ等法則(Δ;∇ = 1、輪が生まれたり消えたり)が成立し…

結合律をお絵描き

まず、平面をV字形に折ります。 折り目の直線に、下に延びる半平面(壁)を接着します。 絵を描きやすいように、V字を平らに近いくらいに拡げておきます。 別な平面を、3点α、β、γが交点になるように、上からグサッと突き立てます。 向こう側(点αのところ)…