アフィン線形写像の圏とローヴェア/ユークリッド圏
n, m∈N に対して、
- AL(n, m) := Mat(n, m)×Rm
と定義する。ここで、
- Mat(n, m)は、m行n列の行列の全体 Mat(n, m) Rm×n
(a, b)∈AL(n, m), (a', b')∈AL(m, k) として、
- (a, b);(a', b') := (a'a, a'b + b')
と定義する。これは次の式の代入計算。
- y = ax + b
- z = a'y + b'
idn := (en, 0) とすると、ALは圏になる。この圏は、次の特徴を持つ。
- 対象類がN
- 直積がNの足し算で与えられてデカルト圏になる。
つまり、ローヴェア・セオリーになっている。さらに、
- AL(n, m)⊆Top(Rn, Rm) とみなせる。
「みなせる」の意味は、n |→ Rn を対象部分とする忠実関手 U:AL→Top が存在すること。
ローヴェア・セオリーであって、Topの標準ユークリッド対象の拡張となる忠実関手を持つ圏をローヴェア/ユークリッド圏と呼ぶ。
以下に関係する画像、って「どこが?」だろうが、いずれローヴェア/ユークリッド圏を使って、こんな図形の議論をするだろう。
*1:https://jp.pinterest.com/pin/519743613222095825/
*2:https://www.creatis.insa-lyon.fr/site/en/acvd.html
*3:http://www.chimaira.org/archive/TQFT-Tangle_thesis_lauda.ps.pdf
*4:http://playtechs.blogspot.jp/2008/12/preparing-to-triangulate.html
*5:http://blog.ivank.net/fortunes-algorithm-and-implementation.html