このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2008-08-30から1日間の記事一覧

コンヌの言葉

アラン・コンヌが次のようなこと(ママではない)を言っている。 可換群Γから出発する(Γはコンパクトのようだが、ハッキリはしない)。Γの双対空間をXとする(Xはたぶん指標の空間だろう)。Xはコンパクトである(? そうなのか?)。X上の複素数値連続関数…

もうなにも気にしないで「コンパクト」を使おうか

「ソブリン圏」に、次のように書いている: ソブリン(自足)圏は、両側自律圏であり、右双対と左双対が一致するもの。 リボン圏はブレイドとねじれ(ツイスト)を持つので、ブレイド/ねじれの性質から、右双対から左双対を定義できて、それが一致すること…

ベル状態を使ったラムダ計算

アブラムスキー/クックの用語でいうベル状態/ベル余状態だけど、あれは確かに重要だよな。だって、コンパクト閉圏でラムダ計算しようとしたら必須の構成要素だもの。普通は、ベル・ナントカとかいわずに単位/余単位だけど。このことは、お絵描きすれば実…

測定構造と自然基底/計算用基底、空間

自然基底と計算用基底という概念はバカみたいだが、すごく重要かも知れない。僕らが自然基底(あるいは標準基底)だと思っていたのが計算用基底だったのかも知れない。例えば、自己随伴(自己共役)作用素があると、固有ベクトルの組が自然基底ということだ…