2006-09-12から1日間の記事一覧
A, Bなどをアルファベット(ラベル集合)として、S, Tなどを、それぞれA, Bラベル付き遷移系とする。S, Tの状態空間はX, Yとする。S+T, S×T, S#T を次のように定義できる。 系 アルファベット 状態空間 S + T A∪B X + Y S×T A + B X×Y S#T A×B X×Y 無音記号…
C×C→C×C; (X, Y)|→(Y, X) で定義される関手は入れ替え関手(flip functor)と呼ぼう。swap, transposeなどは他用途にとっておく。
H.B. Posthuma "Quantization of Hamiltonian loop group actions"(http://remote.science.uva.nl/~npl/proefschrift.pdf)を見てのまとめ/雑感。数理物理だと、モノイド圏をテンソル圏と呼ぶことが多いようだ。特に、対象がベクトル空間の時はそう呼ぶ。…
ティルマン(Ulrike Tillmann) "COMBINATORICS OF THE SURFACE CATEGORY AND TQFTS"(http://www.hindawi.com/books/977594502X/B977594502X000230.pdf)に: The following theorem is folklore and can be proved as an exercise. として、(1+1)コボルデ…
セリンガーの"Categorical Structure of Asynchrony"(→http://www.mathstat.dal.ca/~selinger/papers/catasynch.pdf)は、面白いトピックがいろいろ載っているので、まとめる必要がある。 コンパクト閉圏の公理の簡略化:7つから4つになる。バニッシングが…
f:A×X→B×X, g:A×Y→B×Y がトレースを取ったとき等しくなる、つまり、TrX(f) = TrY(g) について考える。u:X→Yがあって、f;(B + u) = (A + u);g がその条件になるときがある。推論規則で書くなら: f;(B + u) = (A + u);g : A×X→B×Y --------------------------…
カウフマン(Kauffman;http://www.math.uic.edu/~kauffman/)の本(結び目の数学と物理)と小島さんの本(講座 数学の考え方〈22〉3次元の幾何学)をもとにして記述する。カウフマンP.11と、小島P.148, 149の図を比較する。まず、トゥラエフ移動はライデマイ…