同一性と一意識別子
「個体の変容」と「違う個体」を区別する方法?
- 一意識別子は、個体が変容しても変わらない。
- 違う個体には違う一意識別子が付く。
時点概念を使えば:
- 任意の2つの時点に対して、f(x@s) = f(x@t)
- x ≠ y ならば、f(x) ≠ f(y)
2番めの対偶は、
- f(x) = f(y) ならば、x = y (一意識別子が同じなら同じ個体である)
個体は変化しても同一性があり(そういうものが個体だと定義する)、その同一性を記号化した値が個体の一意識別子である。
一意識別子の同義語:
- 識別子
- ID
- unique identifier
- identifier
- 符号
- コード
- code
- 識別コード
- IDコード
- 《主キー》
一意識別子が特に番号のときは:
- 識別番号
- ID番号
- 番号
- シリアル番号(連番のとき)