「ならば」記号の読み方
- ⊃ implies
- |- provable(probableじゃない、注意)
- ⇒(シーケント) entailsかな
- |= valid, satisfies
A |- B に対して、B is provable from A のようになる。|= A も A is valid。A |- B を A proves B と読むとおかしいのかな? proveする主語はAじゃなくて証明者だから変かもしれない。
意味論的に、「Aが成立するモデルではBも成立する」を A |⇒ B と僕は書くが、|⇒ は「意味論的に帰結する」とか言うようだ、semantic consequence。
- と シーケントの ⇒ は同じ読み方でもいい気がするが、 | - は構文論に対するメタな言明で、シーケントは構文論(形式的体系)のなかで使われる記号だから性格は異なる。 |
演繹定理は、A, B |- C ⇒ A |- B⊃C とかけるが、ここでは ⊃、|-、⇒ が一度に出てくる。ただし、⇒はシーケントじゃなくて「地の文」の「ならば」。
証明図の横棒も「ならば」だと思うが、アレはなんと呼ぶのだろう。
[追記]
- http://math.stackexchange.com/questions/286077/implies-vs-entails-vs-provable
- 伴意は「ばんい」じゃなくて「はんい」と読む - 檜山正幸のキマイラ飼育記
- 論理とはなにか? - 檜山正幸のキマイラ飼育記
- さまざまな「ならば」達 - 檜山正幸のキマイラ飼育記
- 論理:証明可能性と普遍妥当性 - 檜山正幸のキマイラ飼育記
- 当方記事には過ぎた続編、よみがえる妄想*1 - 檜山正幸のキマイラ飼育記
[/追記]