2008-09-04 お絵描きテンソル計算の導入部分 説明 お絵描き お絵描きテンソル計算の説明を考えている。最初に、紐だけの状況を考える。これは圏論的には恒等で、クロネッカーデルタで成分表示される。その後に、箱がある状況を考える。箱は行列や(狭義の古典的)テンソルで表示される。最初のクロネッカーデルタの場合も、箱の内部が単なる紐であったと解釈される。また、単なる紐だけの自明な箱に付けられた名辞がδであり、δijはその成分表示という解釈も可能だ。クロネッカーデルタに関する公式を出す前に、δが単位テンソルであること(圏論的には恒等と、転置=双対への同型)を図式上で説明するのがいいと思う。圏論的には結合の単位律の説明になる。