ジョーンズ/カウフマン理論
ジョーンズ多項式関係をカウフマンが整理した体系をジョーンズ/カウフマン理論と呼ぶことにする。
その構成要素は:
- ライデマイスター移動 (背景にライデマイスターの定理)
- アレクサンダーの定理
- マルコフの定理とマルコフ変形(マルコフ移動)
- トレースのマルコフ性質
- マルコフ・トレースの定義
- ブレイドの表現とマルコフ・トレース
- 捻れ数
- ジョーンズ多項式とマルコフ・トレースの関係
注意すべきことは、無向/有向で定義が少し違うこと。トレースのマルコフ性質が tr(xσn) = τ・tr(x) 以外に tr(xσn-1) = τ-1・tr(x)ってのもあること(イマイチよくわからん)。
定数τ(ループ乗数)をどこにいれるか、とか係数環を何にするか、などの差も影響する。けっこう注意を要する。