マスロフ和とp乗ノルム
成分が全部正実数のベクトル(x1, x2, ..., xn)を考える。そのp乗ノルムは、
- (x1p + x2p + ... + xnp)1/p
だけど、これは、n個の数のマスロフ総和と同じ。マスロフ和のときは、0 < p < 1 でも定義できる。
マスロフ和(総和)とp乗ノルムは何か関係あるかもしれない。ノルムのときは、ノルム球が凸でないと具合が悪いが、マスロフ和のときはその制限はない。ノルム球はひっこんでとんがった形になるが、これはトロピカル幾何のアメーバの例じゃなかろうか。