線型論理とエコ経済
避けて通っていた線形論理をほんの少しいじってみた。で、線形論理がresource sensitive/awareだって意味がなんとなくわかった。
縮約規則は対角=コピーだし、水増し規則は射影=要るほうを抽出=要らないほうを破棄すること。コピーもゴミ捨ても有料なのだ。それが、リソース敏感ってことだろう。エコ経済意識とも言えそうだ。
コピーと破棄がいくらでもできるのが古典直観主義論理=デカルト閉圏なわけだ。そう考えると、古典論理ってのは、直観主義であってもやっぱり“資源の無限性=コスト意識不要”を仮定してるわけで、人間的/現実世界的とは言えないな。
ところで僕は、「線型」と「線形」の使い分けにまったく無頓着だな。