ベースとなるトレース付き（対称）モノイド圏Cの射を機能体（functionality）、G=Int(C)の射を（対話的）コンポネント、Gにおける射を表現する項をクラスタと呼ぶ。コンポネント名やクラスタ名の記号空間が必要になる。クラスタをラップしてコンポネントにすることもできる。
Gにおいて、X→0 の形をした射を閉じたクラスタと呼ぶ。射としては基礎射（ground morphism）である。閉じたクラスタ（の実体）がサービスとなる。
- コンポネントは何個かの機能体を箱詰め（enbox）したものである。
- 機能体を一個も持たないコンポネント（ジャンクション、コネクター）もある。
- コンポネントから、コンパクト閉圏における演算で組み立てられた式がクラスタである。
- 余域（バック面）が空であるクラスタがサービスである。
