このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2018-07-27から1日間の記事一覧

ベクトル空間のインデックス構造とスカラー構造 その3

不動点を持たない対合を対蹠オペレータ〈antipodal operator〉、あるいは単に対蹠と呼ぶ。集合Aが対蹠 ¬:A→A と、極性 p:A→{+, -} を持ち、 p(¬a) = -(p(a)) が成立するとする。AのクリーネスターA*に、対蹠を拡張する。 ¬[a1, ..., ,an] := [¬an, ..., ¬a1…

ベクトル空間のインデックス構造とスカラー構造 続き

ネームとコネームに関しては、 コンパクト閉圏と絵算で理解する線形代数とシーケント計算(入り口だけ) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 アブラムスキーのネームとかフリップとか - 檜山正幸のキマイラ飼育記 コンパクト閉圏と絵算で理解する線形代数とシーケン…

ベクトル空間のインデックス構造とスカラー構造

index structure for vector spaces 𝒮はベクトル空間の有限集合(空でもよい) ℬは、𝒮の空間と、その双対空間、I, I* を入れた集まり。Iは単位空間。 ℐは集合の集合 ¬:ℐ→ℐ p:ℐ→{+, -} S:ℐ→ℬ β:ℐ→Mor(Vect)、ℐの要素に線形写像を対応させるのがβ 𝒮の要素を、…

エンブレムと弁別子

エンブレム、ブランド、マーカーなどと呼んでいるものは、ユニオン型の弁別子〈discriminator〉だった。