このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2006-10-04から1日間の記事一覧

Equationally Cartesian / Equationally CoCartesian

対角Δと弱終射◇(重複と放電)、それらの等式で定義される圏を単にデカルト圏と呼ぶのはまずいな。等式的デカルト(Equationally Cartesian)圏かな。セリンガーは、http://www.mathstat.dal.ca/~selinger/papers/catasynch.pdfの12ページで、「等式的デカル…

閉(closure)構造

(C, (※), 1)がモノイド圏だとする。モノイド閉の定義として、指数演算を関手として表面に出すスタイルがある。[-, -]:Cop×C→Cという2変項関手(指数関手)があって、自然な集合の同型ΨA,B,C:C(A(※)B, C) = C(A, [B, C])が与えられているとき、[-, -]とΨの組…

f*の展開公式

※ここでは、f∨g = Δ;(f + g);∇ とする。f* = 1 ∨ f+ を絵算で示すときに、どうも次の公式が必須なようだ。 ∇;Δ = (Δ+Δ);(1+σ+1);(∇+∇) □≡(Δ+Δ);(1+σ+1);(∇+∇) と置けば、 ∇;Δ = □ ∇;Δ = □は、双代数(Δと∇を持つ代数)の公理だったりもする。η、εが単位、余…