2006-07-20から1日間の記事一覧
モノイド圏がstrictly commutativeとは、X + Y = Y + X が等式の意味で成り立つこと。対象が自然数モノイドなら、strictry commutativeになる。strictly commutativeだと対称(symmetry)も要らなくなり、計算はやたらに単純化される。しかし、単純化される…
絵算をしていると、モノイド積(図形的には並置)にブレイド群が作用しているのが自然に感じる。対称の基底である転置(入れ替え)は、ブレイドのアルチン基底(隣を入れ替えるフリップ)βとβ'(逆元)を同一視してできるけど、この同一視は、紐が互いにすり…
Janusの図式法で、対象は指標になる。指標は、基本ソートの集合をΣ(アルファベット)として、A, B∈Σ*(Σの有限列)を使って<A; B>と表現される。「ε」が空列、「・」が連接として: <A; B> + <C; D> = <A・C; B・D> <A; B>* = <B; A> として、和(モノイド積)と反転(双対)</b;></a・c;></a;>…