2018-06-08 三項スカラー積と双対性 確率統計 X, Yは位相可測空間で、φ:X→Y は連続写像、μがX上の測度、fはX上の関数、gはY上の関数とする。 二項スカラー積 <f|μ>X は、測度μによる関数fのX上の積分 二項スカラー積 <A|f|μ>X は、測度μによる関数fのA上の積分(A⊆X) まず二項の場合の双対性は: <φ*(g)|μ>X = <g|φ*(μ)>Y 積分で書くと:三項の場合の双対性は: <A|φ*(g)|μ>X = <φ|-(A)|g|φ*(μ)>Y <φ-|(B)|φ*(g)|μ>X = <B|g|φ*(μ)>Y 積分で書くと:三項を二項に直したいときは、集合Aを、Aの特徴関数χAにして掛け算すればよい。χは、ディラック確率関係Δと事実上同じで、 χA(x) = ΔA(x) つまり、 χA = ΔA あるいは、