改善案:ほとんど雰囲気だけかも
Mが標準測度付き位相測度空間の圏で、射は可測写像とする(連続写像ではない!)。Pをなめらかな多様体となめらかな写像の圏で、標準的な位相となんらかの標準測度によりMに埋め込まれているとする。
M上のジリィ・モナドのクライスリ圏をStochとする。Mの対象を下部構造とする(構造忘却関手を持つ)確率空間と確率保存写像の圏をProbとする。Probから忘却関手を射影と考えてのファイバー構造がProbに入る。このファイバー構造が色々と効いてくると思う。
以上の設定で、
名称 | 意味 |
---|---|
確率変数 | Mの射 |
関数/写像 | Mの射 |
確率写像 | Stochの射 |
パラメータ空間 | Pの対象 |
パラメータ変換 | Pの射 |
モデル | P to M の確率写像 |
確率変数=関数=写像であることが分かる。したがって、確率変数はまったくナンセンスかつ不要な用語。統計量もMの射という意味しかないだろう。そうなると、確率変数=関数=写像=統計量。
データや観測やサンプルも、単にMの対象という意味しかないかもしれない。意味不明な用語は、実は意味や区別がなかったのかもしれない。