このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

対象、環境、メタ環境

匿名性、非差別性 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の続き。

環境依拠主義(って言葉が適切な気はしないが)は、要素還元主義とは違う(たぶん対極的)。なぜなら、対象(圏論の意味での対象でもあり、一般的な語彙としての対象でもある)を解体(分解、腑分け)する態度はとらないから。対象は対象として、環境のなかでの役割・応答性・関係性・振る舞いをみる。

よって、スローガンとしては、

  • 環境(世界)がなければ、対象(個体)もない。

環境〈environment | ambient | surroundings〉という概念は、アフォーダンスに近いかも知れない。

環境の定式化は少なくとも二段階が必要で、

  1. 対象が所属する直接的な環境
  2. 環境が所属するメタ環境

なんで少なくとも二段階が必要かは、マイクロコスモ原理に関係する。

(直接的な)環境とメタ環境をどう呼ぶか?

比喩 対象 環境 メタ環境 環境の固定
海洋 アイランド オーシャン アイランドへのアンカリング
宇宙 惑星 銀河 惑星へのランディング
- - ランド アンビエント ランドへのランディング

宇宙の比喩に関しては、