法則としてのシーケント
記号的には、
- [x1:t1, ..., xk:tk | A1, ..., An |- B]
- 最初はk個の変数型宣言。型理論で言う型環境。
- 次にn個の前提(仮説)論理式。
- 1個の結論論理式。
- 出現するすべての変数は型環境で型付けされている。
自然言語風の記述は:
for
x1:t1, ..., xk:tk
given
A1
and
...
...
and
An
shows
B
この意味を単一の論理式で書くなら、
- ∀x1:t1, ..., xk:tk.(A1∧ ... ∧An)⇒B
αが法則(公理、定理)としてのシーケンのとき、
- apply α to β1, ..., βp
の形で適用できる。
β1, ..., βp を A1, ..., An とマッチングして、ユニフィケーションの結果であるユニファイヤをΘとする。マッチングで残った前提を A'1, ..., A'q として、適用(apply)の結果は、
- [x'1:t'1, ..., x'l:t'l | A'1[Θ], ..., A'q[Θ] |- B[Θ] ]
適用結果はシーケントなので、適当に論理式にして結果とする。
アルゴリズム的にはユニフィケーションがキモ。