カテゴリカル・フラーレンの達人・クランス
クランス(Sjoerd Crans http://home.tiscali.nl/secrans/)という人がいる。
On braidings, syllepses, and symmetries (1998) http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/summary?doi=10.1.1.51.3774 なんて論文を書いている(73ページもある)。このなかで、可換図式が出てくるが、それがもうフラーレン化している。よくもこんな計算をするものだ、と。高次圏に対して、なんか独特の感性を持っているようだ。
クランス/グレイ(Crans-Gray)テンソル積なんて概念も作っている。tas(複数形はteisi)もクランスが編み出したもの。ちなみに、tas, teisiはウェールズ語(Welsh)だそうで、意味はスタック。