このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

波頭関数、指数関数、片側S行列

時間も空間も何もかも離散的な状況で考える。可算無限は認めたいが、面倒なら全部有限でいい、という前提。

時間発展の生成子(time evolution generator)は、正方行列Aで与えられているとする。境界(入出力)とかあるけど、とりあえずはAだけに注目。

  1. FA(k) := An
  2. EA(k) := A[n] = I + A + ... + An
  3. SA := A[∞] = I + A + ...

Fは波頭の動きを表現する。Eは掃過域の動きを表現する。Sは無限の未来の全掃過域。

粒子の運動に限定すれば:

  1. 粒子の運動(時刻ごとの位置)
  2. 粒子の運動のある時刻までの軌跡
  3. 粒子の運動の全軌跡

問題は:

  1. 時間発展生成子Aをうまく定義する。
  2. FA, EA, SA を実際に計算する。