このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

Catyシェルの機能

cathandはCatyキャティ)にリネーム。意味は特にないが、「猫っぽい」くらいな解釈。なにがどう猫っぽいかは不明。

exec <ファイル名> でスクリプトファイルを実行する。exec は省略できて、単に <ファイル名> でも同じ。シェルの配下にはたくさんのインタプリタスクリプトエンジンがいて、シェルはファイルに対して適切なインタプリタを選ぶ能力を持つ。

対話専用のコマンドはコロンではじまるとして、:inspect <ファイル名> でそのファイルのメタ情報を表示する。メタ情報としては:

あるスクリプトと関係づけられたスクリプト、あるいは関係そのものをアソシエーションと呼ぶ。execはアソシエーションを考慮しないで実行する。:expand はアソシエーションを解釈して、当該のファイルの実行を含むスクリプトを書き出す。:expand --rec により再帰的に展開する。

do <フィイル名> は、ファイルのアソシエーションを再帰的に展開して、それを実行する。アソシエーションの展開は、パイプラインの出口から逆向きに後方展開される。

ちなみに、テンプレートのincludeは、do <テンプレートファイル> と同じように働く。