等式的推論の推論規則
推論の構造規則
回路図ではジャンクション。
- 無(恒等、NOP)
- 増(重複、コピー)
- 換(クロス)
放電器は入れない。また定数true(T、I)も入れないことにする。面倒になる割に恩恵が少ないから。
推論の論理規則
略記号 | 役割 | 対応する射 |
---|---|---|
Sel1 | ∧-消去1 | π1 |
Sel2 | ∧-消去2 | π2 |
And | ∧-導入 | (-, -) |
MP | ⊃-消去 | ・ |
DT | ⊃-導入 | Λ, λ |
∧の交換律を入れれば、∧-消去が1つになるが、対称性を重視して左右の消去を入れておく。
等式の推論規則
- 公理・定理のインスタンス化 Inst
- 等式を前提とした置換 Subst
他に、等号に関する公理を入れる。
有理数の公理
足し算に関する公理、掛け算に関する公理、分配法則も入れる。定数演算記号は、+, *, 0, 1 以外に ~, (-)-1 を入れておく。実際には、有理数を特定するわけではなくて、単に体の公理。