このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

加速度

平行移動=接続は、「静止」「変化しない」などを表現する手段だが、かといって、すべての接続が静止しているわけではない。どんな滅茶苦茶な接続でも定義はできる。接続が静止性/不変性を表現しているのは曲率がないときだけど、曲率=強さ=力だった。

ところで、接続の曲率は、その接続による平行移動に乗って動くときに加わる加速度のようなもの。となると、曲率=加速度=力となり。結局はニュートンの主張:「力とは加速度を引き起こすもの」が再現。

枠(標構、矢倉)の運動は、枠に作用する群の1パラメータ系で表現できるが、その1パラメータ系の無限小はリー環に入る。運動は運動を支配する群の元だから、運動の一瞬の変動は、そのリー環=接空間の元。