21世紀のスーパースター(かも知れない)Jacob Lurie
グレアム・シーガル(Graeme Segal)の楕円コホモロジー(Elliptic Cohomology)ってなんじゃい? と調べていたら、Jacob Lurie(とりあえず「ヤコブ・ルーリエ」と表記)なる人物を知った。↓
学位取り立てくらいの若者らしいのだが、まったくもって尋常ではない。将来のスーパースター候補だろう。
↑これは書籍"Higher Topos Theory"のドラフトらしいが、なんと614ページ!(ダウンロード済み)
もっと短いのはコレ↓。
- http://arxiv.org/abs/math.CT/0306109
- Title: On Infinity Topoi
- Authors: Jacob Lurie
- 60 pages
僕がかすかにわかるところだけでも、とにかく独特の感性とアイディアに充ち満ちている。ナンデモ屋みたいだが、たぶん大きなビジョンを持っているのだろう。もうスゲー、ヤバイね、彼は。
バエズなら、ルーリエに関して何か言ってるだろうと思ったが、次の講義録で言及しているくらい。
- http://math.ucr.edu/home/baez/cohomology.pdf
- LECTURES ON n-CATEGORIES AND COHOMOLOGY
- TALKS BY JOHN BAEZ, NOTES BY MICHAEL SHULMAN
- 68ページ
知名度はまだまだってことか? それにしても、バエズも実際のところ尋常じゃないな。
※ 2007 02-19のgoogle検索結果:
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