楕円コホモロジー(Elliptic Cohomology)
右手首が急に悪化! キーボードを打てないわけではないが、ものすごくミスタイプが多くて、とってもストレスがたまる。
それはそうとして;
バエズがしばしば引き合いに出すところの、グレアム・シーガル(Graeme Segal)による楕円コホモロジー(Elliptic Cohomology)とはなんじゃいな? と少し探ってみた。
- http://sarah-whitehouse.staff.shef.ac.uk/elliptic.pdf
- Title: Elliptic Cohomology - Prospects in Mathematics -
- Date: December 2006
- Author: Sarah Whitehouse (University of Sheffield)
↑これは、プレゼンテーションのスライド。紹介としてはいいような。ここで気になったのが次のような表。
レベル | コホモロジー | 幾何 |
---|---|---|
0 | 普通のQコホモロジー | 点 |
1 | K理論 | ベクトル束 |
2 | 楕円理論 | ? |
「?」の部分はまだ謎、候補は2-ベクトル束やループ群だそうだ。
次↓のような報告もあるのだが、こりゃ読めそうにない。
- http://www.math.harvard.edu/~lurie/papers/survey.pdf
- A Survey of Elliptic Cohomology
- Jacob Lurie
- January 30, 2006
- 42ページ
が、この著者Lurie(ルーリエ)には驚いた。次のエントリーで述べる。