ラフ・ロードマップ -- 拡張版マイヒル/ネロード定理
遷移変換系を調べる手順(予定)をざっと書いておく。
まず、何を目標にするかというと、遷移変換系に関するマイヒル/ネロード定理。
- システムの圏(高次圏)Sysを定義する。
- 代数的な圏(高次圏)Algを定義する。
- 振る舞い関手B:Sys→Algを構成する。
- 実現関手(マイヒル/ネロード関手)N:Alg→Sysを構成する。
このとき:
上記の状況を、マイヒル/ネロード随伴(Myhill/Nerode adjunction)と呼びたい。
道具立て、副産物に関して:
- 振る舞い関手の構成にクリーネ/ファインマン公式を使う。
- 実現関手の構成には余代数を使う。
- 最小化の関係で、可到達代数と可観測代数が登場する(といいが?)。
- 振る舞いの値の圏はコゥゼン圏?
- ストーン双対が使えるといいな。
- ビドゥイット/ヘンニッカー/カーツ(Bidoit/Hennicker/Kurz)双対も使えるといいな。
- ゴールドブラッド(Goldblatt)双対も使えるといいな。
- 模倣(シミュレーション)、2方向模倣、双模倣が必要だろう。
- 一様性原理がどこかで登場しないか?
- ホーア論理に関するインスティチューションが登場するといいな。
- 超越的な方法だけでなく、具体的・構成的な方法が使えるといいのだが…