このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2007-01-18から1日間の記事一覧

ホーア式

「釣りはフナに始まり、フナに終わる」 「料理はオムレツに始まり、オムレツに終わる」 じゃ、 「形式手法はホーア式に始まり、ホーア式に終わる」 ※ しりとり - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)にインスパイアされた。

半加群の二重圏

A, Bが半環、Mが(A, B)-両側半加群であるとき、M:A→B と書く。M:A→B, N:B→Cに対して、Bに関するテンソル積をM※BNとすると、これは(A, C)-両側半加群になる。このテンソル積を結合として、半環上の両側半加群の圏ができる。半環Aの恒等射は、A:A→A とA自身を(…

ドメイン作用素付きブール/クリーネ加群(BKMD)

A, Bがブール代数、Mが(A, B)両側半加群(加法的にベキ等;順序付き)、δ:M→A、ρ:M→B があって次を満たすとき、(A, B, M, δ, ρ)をドメイン作用素付きブール/クリーネ加群(BKMD; Boole/Kleene Module with Domain)と呼ぶ。 x≦δ(x)・x x≦x・ρ(x) δ(p・x)≦p …

ラフ・ロードマップ -- 拡張版マイヒル/ネロード定理

遷移変換系を調べる手順(予定)をざっと書いておく。まず、何を目標にするかというと、遷移変換系に関するマイヒル/ネロード定理。 システムの圏(高次圏)Sysを定義する。 代数的な圏(高次圏)Algを定義する。 振る舞い関手B:Sys→Algを構成する。 実現関…