2圏の例
- Cat
- Catの部分圏; モノイド圏の圏、対称モノイド圏の圏など
- 空間、連続写像、写像のホモトピーの圏
- いろいろなコボルディズム圏
- 空間の点、弧、弧のホモトピーの圏
- 荷電境界付き有向グラフの圏
- 埋め込まれた境界付き有向グラフの圏
- 翻訳系の圏
- 両側加群の圏
- 局所プレ順序な圏
- 特にベキ構成による圏
- settoid-enrichedな圏
- 証明の圏(3圏)
説明; Catとその部分圏(すべてのナントカ圏、ナントカ関手、ナントカ変換からなる圏)は典型的な2圏。コボルディズムとホモトピーは2圏の幾何学的なイメージかな。
埋め込まれた境界付き有向グラフ: グラフGの頂点集合|G|にG0, G1⊆|G|が定まっている。G0∩G1 ≠ 空でもよい。空間Mに対して幾何学的埋め込みG→Mがあるとき、埋め込まれたグラフと呼ぶ。G1とH0がの像がMの同じ点集合のとき結合可能だとして、G;Hを定義する。α::G→H:S→Tは、SとTを固定するようなグラフ準同型。
証明の圏:論理式(の並び)が0セル、シーケントが1セル、推論/証明が2セル、証明の変形が3セルで、3圏になる(ような気がする)。証明ネット(証明サーキット図)があると、それは2セルを定義する。論理演算は、テンソルやパーとなる。Cut消去は、3セルを構成して、任意の2セルをCutなしの2セルに変形する定理(だろう、たぶん)。