このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2016-02-25から1日間の記事一覧

これって、両クライスリ圏だ。

Title: Polycategories via pseudo-distributive laws Author: Richard Garner URL: http://arxiv.org/abs/math/0606735 Pages: 51p. のp.11に"the two-sided Kleisli category Kl(δ) of the distributive law δ"てのが出てくるが、これって両クライスリ圏だ…

越統計量と実効的(構成的)統計量

誰も言わないが、統計量には超越的に定義されるものと、データから構成的に定義されるものがあるように思う。期待値は超越的で、具体的に与えられたデータからの平均値は実効的。極限において、実効的統計量が超越的統計量を近似可能か? という問題意識が不…

いくつかの定義とかトピックとか

『初学者のための統計教室』現代数学社 から: 統計とは、現実の集団に関係する数(って、これが定義かよ?) 例:人口調査、男女、年代などで整理できる。 2歳ごとのヒストグラムが出ていた。 男女の性比=男/女≒1.08、ふーん 母集団の部分集団を標本と呼ぶ…

不適切な調査の例

自民党代議士の講演会の参加者に対して支持政党のアンケートをして、その結果をなんらかの母集団の推定に使う 東京における所得の調査をして全国に対して敷衍する。

非厳密な多圏

次を読めば参考になるはず。 Title: Quasistrict symmetric monoidal 2-categories via wire diagrams Author: Bruce Bartlett URL: http://arxiv.org/abs/1409.2148 Pages: 18p. Title: Polycategories via pseudo-distributive laws Author: Richard Garne…

非厳密な多圏は難しい

ラムダ計算の重箱の隅(?):タプルと成分 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 : やっぱり多圏の議論をしないとどうにもならない、と感じる。 ... 重箱の隅でもないな、これは。 難しい問題が持ち上げる。Cが厳密モノイド圏のとき、それから厳密多圏Poly(C)を…

ラムダ計算の重箱の隅(?):タプルと成分

やっぱり多圏の議論をしないとどうにもならない、と感じる。ラムダ計算は、「タプルを出さないのが粋」みたいな風潮にもウンザリ。タプルを扱うなら、項レベルでペア構文 (E, F) は必要だ。これを、カンマが二項演算子と解釈する。ただし、カンマは左結合的…