このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2015-08-20から1日間の記事一覧

初等的概念と記法の合理化

記号 名称 合理化 μ 母平均 μ[X] σ2 母分散 σ2[X] 標本平均 mean, Mn[X] s2 標本分散 bvar, bvar(X(n)) 母誤差分散 σ2[Mn[X]] 標本誤差分散 無理 不偏分散 uvar(X(n)) 不偏誤差分散 (1/n)uvar(X(n)) 母平均、母分散、母標準偏差に関しては、集団に組み込まれ…

さらに「標本」の整理

「標本」として考えられる意味は、 確率空間の標本点空間 確率空間の標本点 確率変数の標本値空間=値空間 標本値空間の要素=値 抽出写像=サンプリング α:I→Ω、α∈ΩI 抽出データ=標本データ=抽出で誘導された変量 α;X = X(I)(α) 標本変量=確率標本 X(I):…

「標本」回りと集団の概念

「標本」がキツい、厳しい。確率変数(可測写像)を X:Ω→V として、Ωも標本空間、Vも標本空間。どうにもならない!VをXの観測値空間、実現値空間、値空間などと呼ぶことはできるが、母集団 vs 標本集団、標本抽出、標本平均、標本分布 などで使う「標本」も…

観測分布とヒストグラム

観測分布というものを考える。データ=観測値=観測なので、データ分布、観測値分布と言っても同じ、しかし標本分布は別な意味(統計値、統計量の分布)で使われているのでダメ。変量 X:Ω→V があるとき、I-観測値とは VI の要素で、抽出 α:I→Ω によりα;Xとし…