このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2007-02-16から1日間の記事一覧

変数の圏

変数、つまり、後から意味を割り当てられる名前のことだが、その集合達は圏をなす。どういう圏であるかを調べておく。まず、たかだか可算の集合を対象として、単射を射とする圏をωInjとする。変数の圏はωInj上の具象圏でなくてはならない。一般的にVが変数の…

反射的グラフとグラフの積

有向グラフ、あるいは境界付き有向グラフの圏(0+1のコボルディズムの圏)に対して、直和だけでなく直積を入れたい。このとき、次元が上がらない定義が欲しい。状態遷移の「状態空間+遷移規則」をグラフで表現するときもやはり積が欲しい。次元を上げないよ…

圏のテンソル積

んで、そのシーガルが講義録"Lecture 3 Braided tensor categories"(http://www.cgtp.duke.edu/ITP99/segal/stanford/lect3.pdf)で、category-valued field theoryを定義している。TQFTの値をヒルベルト空間から複素線形圏に置き換えたもの。リー群のルー…

可逆計算、亜群、分断圏

参考:"From reversible to irreversible computations" by Green, Altenkirch(http://www.mscs.dal.ca/~selinger/qpl2006/PDFS/05-Green-Altenkirch.pdf あるいは http://sneezy.cs.nott.ac.uk/qml/pub/GreenAlten06/GA06qpl.pdf) 可逆計算(reversible c…

復習

関手圏によるモデル圏構成、代入系の圏 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 指標と関手モデル - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 ソートと演算記号の分類 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 System(Γ, Σ)の具体例:翻訳系 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ…

続・Graeme Segal

Graeme Segal - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の続き; Web上での本人のプレゼンスはあまりない(“ホームページ”もないようだし)。どうも、シーガルは論文を書いたり資料を作ったりするのが嫌いらしい。手書きのモノがいくつかあった。 Notes on Quantum…

絵がキレイ

http://arxiv.org/abs/math.QA/0508349 Frobenius algebras and planar open string topological field theories Authors: Aaron D. Lauda 66 pages 絵が非常に豊富だし、よいテキストのような気がする。 http://arxiv.org/abs/hep-th/0607247 Duality and d…

またダメかな?

カーラー(Thomas Kerler)&リュウバシェンコ(Volodymyr V. Lyubashenko )の本: 紀伊國屋書店インターネット店BookWebです。注文日付:2007-01-08 注文番号: 37728801 Non-SemisimpleTopologicalQuantumFieldTheoriesfor3-ManifoldswithCorners(…