ため息しか出ない
ずーーっと、用語法の整理、使える用語/使えない用語の選別をしている。酷い状況であることはもちろん承知はしていたが、作業してみると、その酷さをまざまざと実感する。
命題を表す変数を「命題変数」と呼びたいが、「命題変数」は命題論理 -- コンテキストの領域が自明か、または領域を無視する論理 -- の命題“定数”の意味で使われている。
- 命題変数とは、命題論理の定数(基本記号)のこと
はぁー、頭痛い。
命題総称の場合の変数は「命題パラメータ」と呼ぶしかない。幸いに総称では「パラメータ」を使う場合が多いから、不自然ではない。
しかし、命題変数=定数 と命題パラメータの違いを説明する手間が増えるし、命題変数=定数、述語変数=命題変数 とそれらのメタ変数の違いも説明する必要がある。腐った用語法のせいで、学習者も説明者も多大な負担をしょい込むことになり、不必要に消耗する。実際、不必要はなずだったのだよ、こんな手間は! もっとまともな用語法/記号法だったなら。まったくクソッタレな世界だぜ。