火の鳥的な世界観
仏教なのかな?
- 非本質〈non-essential〉、無基底〈groundless〉
- 相互依存性
- 無限階層性
- 多様性
- 自由性
非本質と無基底は同じことだから、ひとつにまとめて無本質〈essence-free〉がいいかな。"-free"は「…から逃れている」「…を使わない」「…に頼らない」のような意味で使う。
多様性と自由性はあらずもがなだけど、念の為に入れてる感じ。本質を持たない無限階層な世界は非常な多様性を持ち、その多様性のなかからどれを選ぶかはまったく自由だよ、ってこと。
無本質性と相互依存性は、無限階層との関係で、垂直方向(タワー)と水平方向(単一のレイヤー)に分けて考えるとよい。
- 垂直無本質性 -- 特権的なレイヤーはない。
- 水平無本質性 -- レイヤー内に特権的なモノ〈thing〉はない。
- 垂直相互依存性 -- レイヤー間に依存性がある。
- 水平相互依存性 -- レイヤー内で、モノ間に依存性がある。
また、高次射の存在を保証する原理として、
- 高次相互依存性〈higher interdependency〉 -- 依存性のあいだにも依存性がある。この関係は無限に続く。
スノーグローブ現象(原理)とマイクロコスモ原理は、たぶん同じことを言っている。
- モノの構造に、世界の構造が反映する。
- モノの構造は、そのモノと似た世界でしか定義できない。
モノの内部構造は、外部(環境)の構造なしには記述できないし、そうすると、環境の構造はモノの内部に必然的に反映されることになる。内部構造と外部構造の相互依存性だから、垂直相互依存性に含まれる概念かも知れない。
モノイドからスタンピングモナドを作り、その代数の圏を作ると、モノイドの表現の圏になる。モノイドの表現の圏からモノイドを再現〈再構成〉するには、強度〈strength〉を使う。一方で、忘却関手(ファイバー関手)を持つある種のモノイド圏(テンソル圏)からモノイドを再構成できる。
前段落の内容は、淡中双対だが、淡中双対は内部と外部の双対性なのかも知れないい。スノーグローブ=世界のイコンをどうやって作るか? あるいは逆に、モノの内部構造から対応する世界(環境)をどう作るか?