クライスリ・コンピュータッド圏n-Kom
n-Comをn-コンピュータッドの圏だとする。Fn -| Vn : n-Com ←→ n-Cat をn次元のコムキャット随伴性だとする。この随伴性から導かれるn-Com上のモナドの台関手を Sn とする。コンピュータッドΣに対してSn(Σ)をS*と書く。上付きの星印をクリーネ/ストリート・スターと呼ぶことにする。
記号の乱用で、記号Sを、台関手だけではなくてモナド全体を表すために使う、S = (S, η, μ)。Kl(n-Com, Sn)を、クリーネ/ストリート・スター・モナドSnに対するクライスリ圏とする。
- n-Kom := Kl(n-Com, Sn)
圏(むしろ2-圏だと思う)n-Komの対象はコンピュータッド、射はコンピュータッドのトランスフォーマー。n-Komの米田埋め込みは次のように記述できる。
- Ω |→ n-Kom(-, Ω)
Ωはシステム指標〈コア指標 | 組み込み指標〉と考えると、システム指標を決めるごとにエルブラン・モデル関手が決まることに対応する。エルブラン・モデル関手またはタルスキー・モデル関手は、インスティチューション(エルブラン・インスティチューション、またはタルスキー・インスティチューション)を決める。Ω→Σ in n-Kom があると、インスティチューションのあいだの準同型が決まる。
こんな感じだと思う。