ハイパーインスティチューションの用語法
基本的な概念と用語:
まだ曖昧な所があるが、
- 区分〈くぶん | division | ディヴィジョン〉: 特定の圏Cと次元数kのペア。Cのk-射の集合を意味する。
- 区分ラベル: 区分に付ける人間可読なテキスト。
- 区分け〈くわけ | divisioning | ディヴィジョニング〉 : 名前に区分を割り当てること。
- プロファイル: 高次圏のホムセットのこと。0-ホムセットは対象全体の集合とする。
- プロファイリング: 名前にプロファイルを割り当てること。
- 接着〈attach〉: 名前に項を割り当てること。
- 置換〈substitution〉: 接着の集合、単一の接着でもよい。
- 区分け名前リスト〈divisioned name list〉:区分ごとの名前のリスト。区分ラベルのリストで、ラベルの下に名前のリストがぶら下がっていると思えばよい。
- 指標: すべての名前がプロファイリングされた区分け名前リスト。
- 意味的割り当て: 指標の名前に適切な射を割り当てること/割り当てたもの。
- モデル: 意味的割り当てされた指標。
- 仕様: 指標に1個の命題を指定したもの。1個の命題は、複数の命題の接着として書いてよい。接着による記法は便宜上で、命題の名前は実は不要。
- 2-仕様:推論規則(のプロファイル)も書かれた仕様。推論規則は2-射。
- データ圏: 最初に与えられるアンビエントベース圏
- データ型: データ圏の対象
- データ関数: データ圏の射
- データ値: データ圏の基礎射
- 計算インスティチューション〈compute institution〉: 指標をベースに作られるインスティチューション
- セオリー・インスティチューション〈theory institution〉:仕様〈セオリー対象〉とセオリー射により作られる圏を指標圏として、エルブランモデルをモデルとするインスティチューション。