このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

色々と雑多(だけど大事)なこと

  • 外部世界を想定すること
  • 外部世界をモデリングすること
  • モデリングの不具合修正とER図の同値変形を混同しないこと
    • モデリングの不具合は、勘違いや認識不足から起きる。不具合は修正する。
    • ER図の同値変形はモデリングのテクニックであり、練習して習得するスキル。
  • ノード/アロー/ブリッジが、基本(独立)か派生(生成された、非独立、従属、依存)かを区別する。
  • ER図の正規性(派生アローを含まない)を確認するには、3-ブリッジやブリッジからの属性を認めない。
  • 正規ER図では、恒等写像や恒等関係を書いてはいけない。恒等でない、許容写像は必ず描く。特に射影写像を描く。
  • 計算による関数(写像)も、テーブルとして描く。関数マーカーを付けてもよいが、実装上の概念。
  • 基本テーブル、派生テーブル、関数テーブル。関数テーブルの例:年齢関数=年齢関数テーブル、氏名関数=氏名関数テーブル
  • 関数テーブルでは、外部キーが引数、プロパティが戻り値を表す。関数テーブルはいくらコピーしてもよい。

「キー」という概念もやめたほうがいいかも。

  • 主キー属性はID属性/IDカラムと呼ぶ。
  • キー制約は同時単射性制約
  • 外部キー制約は、参照制約
  • 外部キーは参照カラム
  • カラムは、IDカラム、参照カラム、プロパティカラム

制約:

  • ドメイン》制約:テーブルスパンの足は《ドメイン》である。
  • キー制約:テーブルスパンは同時単射的である。
  • 主キー指定:実体テーブルには、IDカラムが指定されている。IDカラムは同時単射的である。
  • 参照指定と参照制約:参照カラムの像はIDカラムの像に含まれる。

用語対応表

ER図 TC図
実体ノード 実体テーブルノー
ドメイン》ノード ドメイン》ノード
関連ノード 関連テーブルノー
IDアロー IDカラム
写像アロー 参照カラム
プロパティアロー プロパティカラム
計算アロー 計算テーブル