色々と雑多(だけど大事)なこと
- 外部世界を想定すること
- 外部世界をモデリングすること
- モデリングの不具合修正とER図の同値変形を混同しないこと
- ノード/アロー/ブリッジが、基本(独立)か派生(生成された、非独立、従属、依存)かを区別する。
- ER図の正規性(派生アローを含まない)を確認するには、3-ブリッジやブリッジからの属性を認めない。
- 正規ER図では、恒等写像や恒等関係を書いてはいけない。恒等でない、許容写像は必ず描く。特に射影写像を描く。
- 計算による関数(写像)も、テーブルとして描く。関数マーカーを付けてもよいが、実装上の概念。
- 基本テーブル、派生テーブル、関数テーブル。関数テーブルの例:年齢関数=年齢関数テーブル、氏名関数=氏名関数テーブル
- 関数テーブルでは、外部キーが引数、プロパティが戻り値を表す。関数テーブルはいくらコピーしてもよい。
「キー」という概念もやめたほうがいいかも。
- 主キー属性はID属性/IDカラムと呼ぶ。
- キー制約は同時単射性制約
- 外部キー制約は、参照制約
- 外部キーは参照カラム
- カラムは、IDカラム、参照カラム、プロパティカラム
制約:
- 《ドメイン》制約:テーブルスパンの足は《ドメイン》である。
- キー制約:テーブルスパンは同時単射的である。
- 主キー指定:実体テーブルには、IDカラムが指定されている。IDカラムは同時単射的である。
- 参照指定と参照制約:参照カラムの像はIDカラムの像に含まれる。
用語対応表
ER図 | TC図 |
---|---|
実体ノード | 実体テーブルノード |
《ドメイン》ノード | 《ドメイン》ノード |
関連ノード | 関連テーブルノード |
IDアロー | IDカラム |
写像アロー | 参照カラム |
プロパティアロー | プロパティカラム |
計算アロー | 計算テーブル |