加法的と線形
加法的は、足し算(可換モノイド演算)とゼロを保存すること。これはいい。
線形は加法的とは違う! fが線形 ⇔ D(f:X→Y):X×X→Y = π;f 、ここでπは自明バンドル X×X→X の射影。この「線形」は名前も良くないが概念としても良くない。名前は「アフィン線形」と呼び替える、必ず「アフィン」を付ける。
アフィン線形な射はヤコビ微分(Jacobian differential)が定数射になる射。(ヤコビ微分はすぐに説明する予定)。
加法性=加法線形性=半線形性は、足し算がかかわるので、半ベクトル空間のあいだの射でないと意味がない。ヤコビ微分の値は線型写像の表現(行列=ラムダ抽象)だから、ヤコビ微分の加法性は意味がある。